Tue

15

Jun

2010

ルイジアナ沖原油流出事故 直撃を受ける湿地帯(一)

「水蒸気の中にいる」
気温は30度超。湿度もおそらく100%近く。強烈な日差し。鏡のように静かな水面をボートが滑りだすと、ベタベタしていた体からすうーっと汗が引きました。

ボートの進行方向を見ていると、エンジン音に驚いたのか、小魚がさかんにジャンプします。広い水路にでると、今度はイルカです。2頭が数分間、ボートを先導してくれました。

 

ミシシッピー川の河口に広がる湿地帯は、ニューオリンズ市の南側、車でおよそ1時間半かかります。ルイジアナの沿岸部にある湿地帯は、全米の湿地帯面積の40%を占めます。

 

 

『サギの仲間 コヨシゴイの幼鳥 水辺で小魚を狙ってます』 『サギの仲間 コヨシゴイの幼鳥 水辺で小魚を狙ってます』
『ワタリガニの一種 ブルークラブ』 『ワタリガニの一種 ブルークラブ』

「生物の宝庫」とか、「メキシコ湾の揺りかご」とか、アメリカのメディアは、表現していましたが、実際に足を踏み入れると、想像以上です。野鳥、魚、エビ、カニ、イルカ、ワニ、昆虫・・・・とにかく生き物が、溢れています。薄茶色の水は、ミシシッピー川がアメリカを南北に貫いて流れる際に運んできた栄養分の証しでしょうか。

『生後数週間のアメリカアリゲーター』 『生後数週間のアメリカアリゲーター』
 『まだ原油が付着していない水草』  『まだ原油が付着していない水草』

原油の流出事故は、この湿地帯の約100キロ沖合いで起きました。


<撮影 山野孝之>
 
             

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