十代の人気を独占のSnapchat、ハリウッドに進出

 ソーシャル・メディアのSnapchatが、TwitterやFacebook、Instagramをしのいで、米国内の10代の利用者の間で圧倒的な人気を誇っている。

 この秋、平均年齢16歳の10代6100人を対象とした調査では、47%が「Snapchatが好き」と答えている。 

 2年半前の2015年春には、TwitterやInstagramに大きく水をあけられて、わずか11%が「好き」と答えていたにずぎなかったが、年々人気を上げ、今回の調査では半数に迫る勢いだ。米国内の調査では、Snapchatの利用者の平均年齢は35歳以下で、4分の3が12歳から34歳だと言われている。

 SnapchatはNBCと協力したショートニュース”Stay Tuned”や、CNNがSnapchat用に制作した”Update”などのスマートフォンユーザー向けニュースコンテンツのほか、MTVでも独自のショーを提供するなど、スマホ上の人気プラットフォームとなっている。

 そのSnapchatがNBCと共同出資で、ハリウッドに近いサンタモニカに制作スタジオを作ることになった。18歳から24歳をターゲットにしたスマホ専用のショート・オリジナル・コンテンツを制作する予定で、SnapとNBCは「携帯ファースト、携帯のための作品、ショート・ショー Mobile-first, Made-for-mobile, Short-form shows」をスタジオの戦略と位置づけている。

 NBCはすでにSnapchat上の25%以上のオリジナル・コンテンツを制作・提供しているが、今後はさらにSnapchat向けにコンテンツを提供していく予定だ、NBCUniversalのサニウィック社長(Maggi Suniewick)は、「1億7300万人というSnapchatのdaily active usersは、NBCUが制作したコンテンツの広告を売るための重要な要素だ」と語り、Snapのコンテンツ責任者も「携帯は新しいメディアであり、携帯に全面的に特化したコンテンツ作りが必要だ」と述べている。

 SnapchatにはNBCのほかにも、ESPN、ABC、BBC、CBSなどがコンテンツを提供している。