誰もが知っているマクドナルドの宣伝キャラクター、ドナルド・マクドナルド。
子供たちに大人気ですが、実はアメリカでは違う名前で呼ばれているんです。
そこでＴｒｉｖｉａ！
ドナルド・マクドナルド、アメリカでは何と呼ばれているでしょうか？？
答えは『ロナルド・マクドナルド』 （Ｒｏｎａｌｄ ＭｃＤｏｎａｌｄ）
日本マクドナルドによれば、日本に進出した際、日本人には発音しにくいロナルドを、ドナルドに改名しました。ただ、日本マクドナルドはロナルドも正しい名称であるとしています。日本国内で使われている容器には、デザインに関する著作権表記の部分などにはロナルドの表記が使われています。もしかして容器は米国製かもしれません。
ところで、このドナルド、2003年8月に「最高幸福責任者」（Ｃｈｉｅｆ Ｈａｐｉｎｅｓｓ Ｏｆｆｉｃｅｒ）に任命されました。しかし、その7年後のことですが、企業活動を監視するある非営利団体が、マクドナルド製品は子供にとって不健康な高カロリー食品、その販売促進にドナルドが一役買っていると主張しドナルドの引退を迫ったそうです。これに対し、マクドナルドは、バランスがとれた食生活を提案していると反論し、ドナルドがいなくなることはありませんでしたが、近年は野菜や果物をメニューに加えています。
さて、知名度は高くないようですが、日本にはドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンという公益財団法人があります。アメリカではこれもロナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーと呼ばれています。大きな小児科病院の近くにはこの財団が運営するロナルド・マクドナルド・ハウスが隣接していることが多いです。病気や事故にあって手術、入院している子供をかかえる家族が超廉価で宿泊できる施設です。
私もこの施設の活動に関わったことがあるのですが、利用者から「子供が事故にあい手術をしたばかり。違う街に住んでいるので、当分家には帰れそうもない。精神的につらい上に、もしホテルに滞在するとなると経済的な負担が大きいので、この施設が使えて助かる。」などと聞かされたことがあります。施設を訪れる人たちは、子供の回復に不安感をもつ、精神的にも追い詰められた人ばかり。施設の中で、同じような境遇の人たちと話しが出来るだけでも気が楽になるようでした。施設の付近にはマクドナルドがあり、食べ物やコーヒーなども手軽に取り寄せることができます。
日本では現在、せたがやハウス、せんだいハウス、こうちハウス、おおさか・すいたハウス、とちぎハウス、さっぽろハウス、ふちゅうハウスと、同様な7施設が運営されています。
ということで、ちょっと話が横にそれてしまいましたが、日本で親しまれているキャラクター、ドナルド・マクドナルド。
アメリカでは『ロナルドマクドナルド』と呼ばれていることをご存知でしたか？