今年のスーパーボウル、視聴数も広告収入も減少だが……

 

 アメリカン・フットボールの頂点を決める第53回スーパーボウルは、ニューイングランドのペイトリオッツがロサンゼルスのラムズを破って6度目のチャンピオンとなったが、13-3という最少スコアとタッチダウンの少なさでは、「退屈な試合」と酷評されていて、それが響いたのか、視聴数、番組内広告収入とも昨年に比べて減少した

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CBS,ViacomめぐりM&Aの憶測広がる

 

 たとえ投資ファンドのアナリストであっても、第三者によるM&Aの予想は、競馬の予想と同じようなもので、ある種無責任だが業界の勢力関係や各社の狙いを知るには便利だ。

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デジタル・メディアの今年の注目点

 

 動画配信への動きは今年も拍車がかかることは間違いなく、注目されるのは、Appleがいつどんな形で動画配信マーケットに本格参入するかだ。AppleはAmazon Channels的なサービスを目指しており、すでに、ドラマ専門チャンネルHBOや、Showtimeなどとコンテンツ使用について契約しており、今年の制作費は10億ドル(約1110億円)を超えると見られている。またAppleは去年、『ムーンライト』や『レディ・バード』などの評判の高い映画を次々に送り出しているインディー系の制作会社A24や、チャーリー・ブラウンとスヌーピー、セサミストリートの権利などを獲得しており、子供向けのコンテンツも充実させていく見込みだ。年初の株式市場に見るように、iPhoneの販売に陰りが見えるAppleとしては、今年はさらに動画配信に注力していくことは確実だ。

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Viacom、無料ストリーミングサービスのPluto TVを約377億円で買収

 

 パラマウント映画やMTVを持つpay-TVの巨大企業Viacomが、動画配信サービスPluto TVを3億4000万ドル(約377億円)で買収した。

 Viacomは4大ネットワークと異なり、ローカル局やフットボールなどの大きなスポーツ権利を持っていない。今年動画配信サービスを始めるディズニーやAT&T、2020年のスタートを宣言したNBCに比べて動画配信OTTへの取り組みの遅れが懸念されていたが、Pluto TVの買収によって、on-line動画への戦略を一挙に加速させることになる。

 ロサンゼルスに拠点を置くPluto TVはScripps Networks Interactive, Sky, Third Wave Capital Partners, Samsung Venture Investment Corp.などの投資を受けて2013年に設立された広告付動画配信サービスで、映画やニュース、カートゥーンなどを、100チャンネルをオンデマンドによって無料配信している。

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NBC、ストリーミングサービスに参入へ

 

 4大ネットワークのひとつ、通信大手Comcast傘下のNBCUniversalが2020年から動画配信サービスをスタートする。Comcast CableとSkyの「トリプルプレイ」(pay-TV、高速ブロードバンド、固定電話のセット)に加入している約5200万人の契約者は無料で、それ以外にも通信ライバルのAT&TやCharter、Dishなど、他のpay-TVサービスの契約者も無料となる予定だ。

 Streamingサービスの動画には広告が付き、pay-TVに契約していない場合は月額12ドル(約1330円)の契約料が必要となる。

 サービスの内容は1500時間におよぶNBCテレビの番組と数百時間分のユニバーサル映画のライブラリーをDTC(direct-to-consumer)で配信するもので、漸減するpay-TV契約者数をつなぎとめるスタンド・アローンの方策だ。1時間あたり3分から5分のCMをはさみこむ。

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