「TVビジネスは変化が遅い、TV広告はターゲット化されていない

 

 Time Warnerを買収した米国通信大手AT&Tが、9月25日新会社を設立して広告ビジネスに乗り出した。Xandrというその広告会社は、ターゲッティッド広告とonlineデジタル広告を主な市場として、Google とFacebookという二大プレーヤーに占拠されているマーケットに果敢に挑もうとしている。新会社Xandrのブライアン・レッサー(Brian Lesser)CEOは、広告ビジネスはあくまでもTVの番組作りを資金的に支えるためであり、「すばらしいコンテンツの発展に燃料を注入するためだ」と語っている。

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DTCのカギ、オリジナル制作――現状ではNetflix 229作、Amazon 105作

 

 SVODをリードするNetflixの現時点でのオリジナル作品は229作で、さらに250作を制作発注している。

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2018ハリウッドのトップ10人

 

 雑誌“Hollywood Reporter”が毎年恒例の、ハリウッドの実力者100人を発表した。19%が女性だ。ここでは昨年同様、トップ10に絞って紹介する。

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ディズニーのアイガーCEOの経営戦略

 

 21世紀Foxのアセットを買収し、エンターテインメント界でさらに巨人となったDisneyのボブ・アイガーCEO(Bob Iger、68歳)が、来年スタートする動画配信を含め、経営戦略を語った(Hollywood Reporter, 9月20日)。

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ディズニーとHuluの微妙な関係

 

 Huluの株式は、現在、Disney、Fox、Comcastがそれぞれ30%を持ちあい、AT&Tが残り10%を保有しているジョイントベンチャーとなっているが、この夏、4社はHuluに計15億ドル(約1665億円)を追加投資することを決めた。

 動画配信の雄Netflixと比較してみると、2017年度は、Netflixが60億ドル(約6660億円)を制作費に投下したのに対して、Huluは25億ドル(約2775億円)とその4割にすぎず、今年のエミー賞へのノミネートもNetflixの112に対してHuluは27と、良質なオリジナル作品を作り続けるNetflixに見劣りしている。肝心の米国内契約者数もHuluは今年5月現在で2000万件と、動画ライブ配信を始めたこともあって、この1年半で6割伸ばしたが、Netflixの5800万件には遠く及ばない。

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