2018ハリウッドのトップ10人

 

 雑誌“Hollywood Reporter”が毎年恒例の、ハリウッドの実力者100人を発表した。19%が女性だ。ここでは昨年同様、トップ10に絞って紹介する。

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ディズニーのアイガーCEOの経営戦略

 

 21世紀Foxのアセットを買収し、エンターテインメント界でさらに巨人となったDisneyのボブ・アイガーCEO(Bob Iger、68歳)が、来年スタートする動画配信を含め、経営戦略を語った(Hollywood Reporter, 9月20日)。

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ディズニーとHuluの微妙な関係

 

 Huluの株式は、現在、Disney、Fox、Comcastがそれぞれ30%を持ちあい、AT&Tが残り10%を保有しているジョイントベンチャーとなっているが、この夏、4社はHuluに計15億ドル(約1665億円)を追加投資することを決めた。

 動画配信の雄Netflixと比較してみると、2017年度は、Netflixが60億ドル(約6660億円)を制作費に投下したのに対して、Huluは25億ドル(約2775億円)とその4割にすぎず、今年のエミー賞へのノミネートもNetflixの112に対してHuluは27と、良質なオリジナル作品を作り続けるNetflixに見劣りしている。肝心の米国内契約者数もHuluは今年5月現在で2000万件と、動画ライブ配信を始めたこともあって、この1年半で6割伸ばしたが、Netflixの5800万件には遠く及ばない。

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ムンヴェス氏辞任後のCBS、業界再編の台風の眼に

 

 CBSのレスリー・ムンヴェスLeslie Moonves会長兼CEOが9月9日、辞任した。十数人の女性からセクハラで訴えられたことが直接の原因だ。CBSに移る以前の性的関係についても訴えられている。

 ムンヴェス氏は1995年、制作プロダクションからCBSに移り、2006年からCEOを務めてプライムタイムの大改革をおこない、CBSをネットワーク視聴率トップに押し上げた大立者であり、米国のエンターテインメント界で、もっとも影響力のある一人だった。CEO就任以来、ムンヴェス氏が受け取った報酬はストック・エクスチェンジを含めると総額で10億ドル(約1110億円)を超えると言われている(The New York Times, 9月10日付)。

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米国の若年層のTV離れ進む――5年前比49%減

 

 ニールセンの最新の調査(7月31日)によると、米国の十台のTV離れが加速化している。

 ポスト・ミレニアルのZ世代と言われる8歳から22歳では、5年前に比べて、テレビを見る時間が49%減少している。しかし、これはテレビ番組そのものが見られなくなったわけではなく、Z世代ではインターネットに接続したデバイスの利用時間が2017年には約2時間だったが、今年は約3時間となっていて、ことにゲーム・コンソールで番組を視聴するケースが増えているようだ。

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