「人気のある戦争などなかった」ゲーツ国防長官が最後の会見

  アメリカのンゲーツ国防長官が今月末の退任を前に

最後の記者会見を行い、議会からアフガン戦争に

反対する声が高まっていることについて

「歴史上、人気のある戦争などなかった」と反論しました。

「アメリカの歴史上、第二次世界大戦の最初の1、2年をのぞいては人気のある戦争などなかった」

ゲーツ長官はどの戦争にも、論争はつきもので、常にその時の大統領のリーダーシップが

 必要とされてきた解説しました。

ゲーツ長官は2006年末、ブッシュ政権時代に国防長官に就任しましたが2009年、

オバマ政権に代わった後も、史上初めて留任しました。イラク戦争の終結やアフガニスタンからの

アメリカ軍撤退、国防費の削減などに力をれ、オバマ大統領からも信頼されていました。

後任にはパネッタCIA長官の就任が決まっています。 

 

<DC支局 新堀仁子>