2カ月以上前倒しでトヨタが車両生産正常化へ

東日本大震災の影響で北米での減産を余儀なくされていたトヨタ自動車は、車両の生産が9月にも正常に戻るとの見通しを発表しました。

トヨタは震災による部品不足の影響で北米での車両の生産が一時、通常の3割程度まで落ち込みました。

生産ラインが正常に戻るのは11月から12月ぐらいになるだろうとみられていましたが、予想より2カ月以上早い9月にも、すべての工場で平日の8時間操業が可能になる見通しです。部品調達が回復したためでこれにより台数ベースで生産は正常化されます。北米では日産自動車がすでに正常化し、ホンダも8月にはほぼ元にもどる予定です。