アニメファンの情熱ってハンパ無い。
今回アニメエキスポの取材をして痛感した。
日本のアニメキャラのコスチュームを原作に忠実に、精巧に作り上げる。
完成したそれを誇りと共に、身にまとう。
アニメファンの情熱ってハンパ無い。
今回アニメエキスポの取材をして痛感した。
日本のアニメキャラのコスチュームを原作に忠実に、精巧に作り上げる。
完成したそれを誇りと共に、身にまとう。
ハロウィーンでもない限り、普段そんな格好は周囲から少し敬遠されがちかも知れない。
しかしここAnime Expoの会場は、そんな日本アニメファンたちにとってむしろ大の晴れ舞台。
コスチュームのインパクトが強烈で、一目にしてそれが何のキャラなのか明確であればあるほど、
スターになれる。バカでかいLAコンベンション・センターをカメラマンと一緒に走り回る傍らで、
来場者に何度も何度も呼び止められるコスプレーヤー(Cosplayer)を数人見かけた。
「写真撮らせてください!」
頼まれた本人はそのキャラ独特のポーズを、レンズに向けてそれはそれはしっかりとキメてくれる。
撮られるのがスチールカメラでなくムービーなら(おそらくそのキャラの決めゼリフであろう)何かの呪文のような声まで上げている。そしてさらに撮られるカメラが我々取材班のプロ仕様のHDムービーだったりしようものなら、自分が扮したキャラの名前、作品名はもちろんのこと、どこの場面で何とかバージョンに変身したときのもので・・・ってノンストップに語った挙句に数バージョンのポーズを披露する気合いの入れよう!このパフォーマンス・サービスは取材する側としては助かる限りです。
話はそれたが、この「写真撮ってください」リクエストは、それぞれのキャラに扮したコスプレパフォーマー達にとって正に勲章そのもの。写真を撮られる数だけ、彼らのスター性が大きくなる。
7月最初のこの日。一気に熱くなったLAの天気か。コスプレを着こなし徹底的にキャラになり切る彼らのパッションか。さもなければ自分の頭にノッケタ中途半端なクマさんのカブリモノか。
原因は何にしろ、熱気が立ち込める会場はとてもアツかった。
<LA Leo Yang>