メディア王ルパート・マードック氏傘下の
イギリス大衆紙による盗聴事件を受け、
世界的な経済紙ウォールストリートジャーナルを
発行するダウ・ジョーンズ社のトップが辞任しました。
ダウ・ジョーンズ社のCEO、レズリー・ヒントン氏(67)は、マードック氏の側近中の側近でした。
ヒントン氏はマードック氏の世界的な総合メディア会社ニューズコーポレーションで
盗聴事件を起こした大衆紙を傘下に治めるイギリス部門の責任者を12年間にわたって務めていました。
辞任の理由についてヒントン氏は「何が起きているかをン全く把握していなかった」とコメントしています。
ニューズコーポレーションを巡っては同時多発テロの犠牲者や遺族の電話を盗聴しようとしたとして
FBIが捜査を開始したと報じられています。
<NY支局 山野孝之>