“裸足の泥棒”映画化へ 契約金は被害賠償に

裸足で住宅に侵入するなどの手口で窃盗を重ねた男の逃走劇が、

アメリカで映画化されることになりました。

 コルトン・ハリスムーア被告(20)は2008年から約2年間にわたり、アメリカとカナダで100件以上の窃盗を繰り返し、去年7月に逮捕されました。裸足で犯行に及んだことから「裸足のドロボウ」と呼ばれ、地元メディアに大きく取り上げられました。盗んだ小型機を操縦し、アメリカからバハマに飛ぶなど派手な逃走だったため、アメリカの大手映画会社がハリスムーア被告を主人公とした映画の製作を決めました。ハリスムーア被告はワシントン州の拘置所で判決を待つ身ですが、「映画で金儲けをするつもりはない」と話していて、約7700万円の契約金を自らの犯行で被害に遭った人たちへの賠償に充てるとしています。ハリスムーア被告に対する判決公判は10月終わりに予定されていて、禁固10年の刑が予想されています。

 

<LA事務所 リオ・ヤン>