アップルのカリスマ経営者、スティーブ・ジョブス氏がCEOを辞任すると発表しました.
ジョブス氏(55)は、役員会とアップル社員にあてた手紙で
「CEOとして責務を果たせなくなったらまず皆さんにお知らせすると言ってきたが、
残念ながらその日が来た」と辞任を伝えました。
辞任は即日、認められました。理由については、明言していません。
また後任に、COO・最高執行責任者のティム・クック氏(50)を指名したうえで、
自身は会長職に退くとしています。
ジョブス氏は、2004年にすい臓がんの治療を受けた後、
2009年には肝臓障害のため半年にわたって休職した他、
今年も1月から3月まで休職していました。
辞任が発表された日本時間25日朝からアップル株は時間外取引で株価が、
24日の終値から一時7%近く急落しました。
<NY支局 山野孝之>