マイケル・ジャクソンさん死亡事件 相次ぐ新証言

歌手のマイケル・ジャクソンさんの死亡をめぐる裁判で、
被告の元専属医とは別の医師が処方した薬で
ジャクソンさんが数回、もうろうとなっていたことが明らかになりました。
 
ジャクソンさんを死亡させた罪に問われている元専属医の公判2日目は、  証人としてジャクソンさんの元秘書や元ボディーガードらが出廷しました。この中でジャクソンさんは死亡する数週間前から被告とは別の皮膚科の医師の診察を受けていたことが明らかになりました。この医師はジャクソンさんに鎮痛剤を処方していましたが、元秘書らは公判でジャクソンさんが鎮痛剤を服用した後、ろれつが回らなかったり、意識がもうろろうとしていたと証言しました。
一方で元秘書はジャクソンさんが死亡した当日、ジャクソンさんに異常が起きたことを被告から電話で知らされたものの、
救急車を呼んべなどとの指示がなかったことを明らかにしました。  止
<NY支局 名村晃一>