“地球外生命の最有力候補”新たな地球型惑星みつかる

Carnegie Institution
Carnegie Institution

太陽系の外にある地球型の惑星がまたひとつ見つかりました。発見した研究者は「生命が存在しうる最有力候補」と話しています。

新惑星はさそり座の尻尾のあたり/Carnegie Institution
新惑星はさそり座の尻尾のあたり/Carnegie Institution

 新たに見つかった惑星・GJ667Cc)は、大きさが地球のおよそ4.5倍で、地球から22光年離れたさそり座にある太陽よりも小さい恒星の周りをおよそ28日で公転しています。研究者が注目しているのはその表面温度。恒星から受けているエネルギーは地 球が太陽から受けている量とほぼ同じで惑星の地表付近の温度は地球に近いと見られています。

 

 惑星を発見した研究者の1人は カーネギー研究所アングラーダエスクーデ研究員は「液体の状態の水と生命が存在しうる最有力候補だ」としています。地球型の惑星はこれまでに3つ見つかっていますが、地球と同じような温度で陸地と海が存在する可能性がある惑星が見つかったのはこれが初めてです。  止

 

<ニューヨーク支局 山野孝之>