アメリカでは、バレンタインデーに男性が女性にプレゼントをあげたり、感謝や愛情の気持ちをこめたカードを送るのが一般的です。恋人たちや夫婦にとってロマンチックな1日となることが多いのですが、最近、バレンタインデーに新しいならわしが根付き始めたようです。
そこでTrivia!
バレンタインデーの新しいならわしとは何でしょうか?
答えは、、、
男性が女性にプロポーズをすることです。
アメリカで結婚する人は年間約260万人にも上るそうですが、実はその10%程がバレンタインデーにプロポーズをしたり、プロポーズを受けたと答えています(ワシントン・タイム紙)。
結婚式のパーティーなどによく使われることで有名なマンハッタンのレストラン「One If By Land Two If By Sea」で聞いたところ、実はバレンタインデーは一年で一番忙しい日。予約は3ヶ月前にいっぱいになるほどで、毎年大勢の男性が店内でプロポーズをするそうです。
アメリカでプロポーズというと、男性が片膝をついて女性の手を握り指輪をかかげるシーンが思い浮かびますが、私もレストランで何度かそういったシーンを目撃したことがあります。男性がこのポーズをとると、二人には関係のない周りの人たちも注目し、女性の返答を待ちます。中には、「Say yes!」(プロポーズを受けなさい!)などと口出しをする人も。プロポーズがうまくいった際には、周りの人から歓喜と拍手が沸き起こるといった具合です。
ところでバレンタインデーの由来ですが、あるウェブサイトによれば、バレンタインデーの始まりは3世紀のローマ。当時は、結婚すれば兵士たちが戦意を喪失するとして、若者の結婚が禁じられていました。そんな中、バレンタインという牧師が密かに若者たちの結婚をとりおこなっていたところ、皇帝に見つかり処刑されてしまいました。その処刑日が2月14日。若者たちの愛を尊重したバレンタイン牧師を偲ぶ気持ちを込めて、この日を愛の日としたのが始まりだそうです。
ということで、皆さんはアメリカでバレンタインデーにプロポーズをする人が増えていることを知っていましたか?
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