ニューヨーク州は今年4月1日から消費者向けにある優遇策を実施しています。
そこでTrivia!
一体その優遇策とは？
答えは、、、
110㌦未満の衣類や靴の購入に限られますが、州の消費税が免除されています。
ニューヨーク州政府のホームページによると、日本の消費税にあたる4％の税金が免除されるのは来年3月31日まで。ニューヨーク市でも、当市が課している消費税（4.5%）が、同じく110㌦未満の該当商品に限り非課税となるため、ニューヨーク市内で110㌦未満の靴や衣類を買えば、完全無税となります。景気回復の一助になればと購買意欲の促進を狙った政策です。
ところで、アメリカでは州や市によって消費税率が異なります。高価なものを購入する時は税率の低い周辺の州に行って買い物をするという人も少なくないようです。ニューヨーク・タイムズ紙によれば、これまではニューヨーク州の住民が税率が低いニュージャージー州やコネチカット州に行って買い物をする例が多かったそうですが、今後は近隣の州からニューヨーク州に買い物に来る逆の流れが起きるかもしれませんね。
ちなみに、衣類や靴と言っても、人が着用するものに限定されていて、ペット用の衣類などは対象とならないことをお忘れなく。
最後に、ニューヨークは日本のように、本体価格に消費税をあらかじめ課税して、それを値札に表示する「内税表示」制度をとっていないので、110㌦以上の買い物をする時には、その点もお忘れなく。
ということで、皆さんは4月1日よりニューヨークで110㌦未満の衣類と靴が無税で買えることを知っていましたか？