圧倒的な強さをみせたアメフト番組

 2015年に地上波テレビネットワークとケーブル局で放送された人気番組トップ10(世帯視聴者数)がこのほど明らかになった。NFL(米プロフットボール協会)主催の試合中継番組が相変わらずの人気のほか、ベテラン番組の根強い人気ぶりが浮き彫りになっている。また、「米国で最もよく見られているネットワーク」を自負する地上波テレビCBSネットワークの番組が5番組ランクされるなど圧倒的な強さを見せた。

 米メディア・サイト「メディア・ライフ」がこのほど発表したところによると、昨年における世帯視聴者数ナンバーワン番組に輝いたのが地上波テレビNBCネットワークが毎週日曜日夜に放送するNFL中継番組『サンデーナイト・フットボール』。平均世帯視聴者数2330万人を獲得、連続5年トップの座に就いたほか、広告主が重要視する若者層(1849歳)でも他番組を大きく引き離した。

 2番目に食い込んだのが9年目を迎えるCBSの『ビッグバン★セオリー/ ギークな僕らの恋愛法則(邦題)』。年間平均世帯視聴者数は2110万人。コメディー番組として唯一トップ10入りを果たした。

 

 ビッグバンに続いたのが同じくCBSの犯罪捜査番組『NCIS:ネイビー犯罪捜査班』。今年で13シリーズ目となる長寿番組で、平均視聴者数は2090万人に達した。

 4位に食い込んだのがケーブル局AMCの大ヒット作『The Walking Dead(ザ・ウォーキング・デッド)』。ベストセラーのコミック(同名)を原作にしたホラードラマ。“ウォーカー”と呼ばれるゾンビ(死人)がはびこるアメリカで、数少ない生存者たちが安住の地を求めて旅を続けていく様を描いたもの。ケーブル局番組として唯一トップ10入り。平均視聴者数1970万人を獲得したほか、地上波テレビ、ケーブル局をとわず、スポーツ番組以外の番組で1849歳層の人気ナンバーワン番組にランクされている。

 5位にはFoxネットワークのヒップホップ番組『エンパイア』。視聴者数は1770万人に達し、『NCIS:ネイビー犯罪捜査班:ニューオーリンズ編』(1730万人)とならびルーキー番組としていきなりトップ10入りを果たした。

 そのほか、今年2年目となるNFL番組『サースデーナイト・フットボール』(CBS)が平均視聴者数1770万人。リアリティー番組(俳優や脚本家を使わない視聴者参加型の番組)では唯一、ABCネットワークの長寿番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』が1460万人を獲得、トップ10している。

<テレビ朝日アメリカ 北清>

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