米国のスマートフォン利用者の「中毒度」についての最新の調査結果を”eMarketer“(11月16日付)が伝えている。
これはスマホでインターネットを利用する17歳から75歳までの2000人を調査したもので、調査対象者の1日の平均スマホ・チェック回数は47回、若者のスマホ・チェック回数は86回に上っている(昨年は82回)。
ほぼ9割が、「起きて1時間内にスマホをチェックし、「スマホをチェックしてから寝る」と答えている。
「テレビを見ているときにスマホを操作する」は89%、
「レストランでの食事中にスマホを操作する」は81%、
「運転中」も59%の人がスマホを操作し、「道を渡っている時にスマホを操作」している人も44%に上っており、米国の「スマホ中毒」の実態を伝えている。
それでも調査対象の47%が「スマホを使う時間をできるだけ少なくしよう」と考えていて、それなりの努力をしているのだが、38%は「使用時間を減らそうとは思わない」とも回答している。
具体的には
「人と会っているときにはスマホをバッグにしまっておく」 39%
「通知音をOffにしておく」 32%
「夜はスマホをOffにする」 26%
などとなっている。
米国内のスマホ使用者は2億2980万人と言われ、米国総人口の67.3%にあたる。