2019年の米国広告市場のデジタル売上は19%増の1293億4000万ドル(約14兆2200億円)となる見通しで、そのうち携帯電話広告はデジタル全体の3分の2の870億ドル(約9兆5700億円)を占めると見られている。広告全体でデジタル広告の締める割合は54.2%となる。
一方、テレビ、新聞、ラジオを含めた「従来型広告」は前年比5%減の1094億8000万ドル(約12兆400億円)で、デジタル広告が「従来型」メディア広告総額を上まわる見込みだ。
2021年にはデジタル広告は1722億9000万ドル(約18兆9400億円)と今年度比で33%以上の伸びを示すのに対して、「従来型」は1043億2000万ドルで、ほぼ横ばいあるいは微減と見られる。
今年のテレビ広告売上は、五輪や選挙ながないことから前年比2.2%減の708億3000万ドル(約7兆7900億円)で、新聞雑誌は17.8%減と大幅な減少が予測されている。
(Media Post, 2月20日による)