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広告調査会社SQADによると、三大ネットワークTV各局の4月のプライムタイム月極30秒スポットの価格は、第1四半期(1-3月)に比べて二桁のマイナスになったことがわかった。これはABC、CBS、NBCの4月PT帯のScatter (月極スポット) で見たもので、ABCはマイナス39%、CBSはマイナス34%、NBCはマイナス13%と、いずれも二桁減となっている。
ABCとCBSの減少幅が大きいのは、NCAA(全米大学体育協会)の男子バスケットボールトーナメントとプロバスケットNBAが中止になったことによる影響もあるとアナリストは見ている。
米国の広告営業は、シーズン全体のCM枠を事前に購入するUpfrontと、空いた枠を月極、あるいは3か月単位で購入するScatterに分かれているが、Scatter枠は新型コロナウイルスで大きな打撃を受けていることがわかる。
※各局の具体的な30秒スポット金額の変動は下記を参照
https://s3.amazonaws.com/media.mediapost.com/uploads/SQADapril.pdf