先日伝えたように、米ネットワーク恒例の、秋からの新番組の広告枠を大々的に宣伝販売するUpfrontは、今年はオンラインに切り替わり、通常のCM枠購入とは異なる様相を見せているが、Media Postによると、今年のUpfrontでの売上は前年比マイナス33%になるだろうと予想されていることがわかった。昨年のUpfrontは一昨年に比べ7%増だった。
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これは5月1日から5日まで、広告関連企業のエグゼクティブ151人に調査した結果で、そのうちの41%が、今年は「アドヴァンス」から「ジャスト・イン・タイム」へと購入方法を変更する予定だと答えた。
また48%が「3か月以上の広告枠を買う予定はない」と回答している。新型コロナウイルスやリセッションの影響だけではなく、「ネットワークのTV広告以外にメディア利用を考えてるから」というのがその理由だ。半数が「GRPと同じ効果をOTTやデジタル動画広告で上げられると思う」と答え、「そうは思わない」は26%にとどまっている。
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あるアドバタイザーは「様子見をしてUpfrontで後れをとることは避けたいが、今年は、もし後れを取ったとしても、10月に経済が正常化していれば、価格が高くてもScatter(月極)市場で買い付ければいい」と語っている。
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