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ロンドンに拠点を置くテクノロジー・マーケット分析プラットフォームOmdiaは、2020年の世界の広告費全体が、新型コロナウイルス流行前に出されていた、前年比2%増から、一転してマイナス7.4%になるとの予測をおおやけにした。ただしマイナス7.4%というのは2020年後半に広告市場が持ち直すという「ベストシナリオ」の場合で、最悪の場合はマイナス17%に達するとみている。
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「ソシアル・ディスタンシング」によって、映画やアウトドア広告への影響が大きく、アウトドア広告はマイナス21.2%、映画はマイナス19.1%と予想している。続いて減収幅が大きいのはプリント広告でマイナス16.8%、テレビは前年比マイナス12.0%と予想されている。デジタルは比較的影響が軽微で、世界全体ではマイナス0.1%にとどまるだろうと推測されている。