米紙、携帯端末配信に熱い視線
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米新聞業界は、読者離れと広告収入の減少で経営的危機に立たされている。各紙は、新たな収入源を求めて新規ビジネスの展開を試みているが、全米最大の発行部数を誇るUSAトゥデーが携帯端末向けの配信サービスを始めることになった。同紙発行人のデイビッド・ハンク氏はこのほどニューヨークで開かれた記者会見で、「苦境を乗り越えて行くための戦略としてハイブリットな解決策に取り組んでいくことになる」と発表した。具体的には携帯端末開発企業「プラスティック・ロジック」社などと提携し、今年8月3日から有料型の電子版USAトゥデーを売り出す予定だ。ニューヨーク・タイムズ紙もアマゾン社が販売している電子書籍を読むための専用携帯端末「キンドル」などに、デジタル版を提供している。
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