肩の入れ墨は「美しき人生」。殺人に問われた母親は何を・・・

 

アメリカ・フロリダ州オーランドで2歳女児が行方不明となり、その後、遺体で見つかった事件で殺人罪に問われた女児の母親、ケーシー・アンソニー被告の裁判が14日も開かれました。

ケーシー被告の左肩後方に入れ墨がありますが、きょうの裁判では、これが争点のひとつとなりました。
アメリカの場合、入れ墨は比較的、一般的でこれだけで「悪」という印象を持っていただきたくないのですが、入れ墨を入れた時期と文言が問題となっています。
入れ墨は「Bella Vita」と彫ってあります。イタリア語で「美しき人生」という意味です。
遺体で発見された女児、ケーリーちゃんが最後に目撃されたのが2008年6月15日。入れ墨は翌月の7月2日に彫られました。裁判には入れ墨を彫った男性が出廷し「自分が彫った。その際、被告は、子どもはベビーシッターに預けてある、と話していた。彫った後、ピザをおごってもらった」などと証言しました。
ケーリーちゃんが遺体で見つかったのは同年12月です。「美しき人生」とは何を意図した言葉なのでしょうか。